本プロジェクトでは「オンラインでのがん患者支援システム」としてインターネット上でのメディカルフォローアップ実証実験を実施します。
実験では
- サポートグループ実験(がん患者とファシリテータの小グループでの話し合い)
- セカンドオピニオン実験(治療法などについての専門家との医療相談)
- 同病者コミュニティ実験(同じ部位にがんを持つ人たちの交流の場)
の3種類の、がん患者支援実験を実施します。
本実証実験の中で「サポートグループ実験」「同病者コミュニティ実験」は、3次元チャットシステムを用いて実験を実施します。がんに悩む参加者同士がお互いの気持ちを相談することで、孤立感の低減や心の整理につながります。また、「セカンドオピニオン実験」ではビデオチャットシステム(映像+音声チャット)を使用します。がんに関する医療相談が望まれている中で、インターネッ
ト上で対面によるセカンドオピニオン相談を実施することは、患者にとって多くのメリットがあると考えられます。
この3つのサポート実験は、本格運用するための前段階のものとして位置付けられ、この実証実験によりインターネットを用いたサポートグループの有効性を検証し、実験結果から、より有効な支援システム、支援モデルの構築を行います。検証は、QOL(生命の質)や、免疫力向上がどのような過程を得て実現されたのか心理学的検証を行い、より有効なサポート手法の確立について検証します。また、参加者からシステム操作性などの評価・アンケートも実施します。将来的にはがん患者だけでなく、多くの精神医療へ波及できるオンラインケアの基本モデル形成を目指します。
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